嫌なヤツではだめなのか? 映画 ”スティーブジョブズ” を見て
インターネットのおかげで私達はいとも簡単に何でも知ることが出来るようになった。
一人の人間の生い立ちから私生活に関する細かい出来事、そして人間性まで。
それが全て正しい情報かどうかなんて誰もわからない。正しいのか間違いかなんて、誰もさして気にしない。知るということにしか興味がない。
スティーブジョブズという人間は ”過去に誰かが想像した未来”ではなくて、”過去に誰も想像できなかった未来”を創った。
彼がどんな生い立ちで、どういう人間性の持ち主であったか、周りの人間にどのように接して、どう思われていたかなんて、”彼の創り出した未来”に比べればどうでもいい事ではないか。
未来を創り出した、パワー、情熱、発想力。それらが一体どのようなものであったのか。その事だけを未来を生きている私達が知ればいいのではないか。彼が父親としてどうだったかとかいう超個人的な情報は必要なのだろうか。